コハル日和

老猫・コハルとの日々

いきなりですが

まずは老猫・コハルの近況を。

現在、酸素室をレンタルし、自宅で酸素室に入っています。

こんな感じ。(猫入る前)

 

ブログを開設した時はここまでバタバタと事態が悪化するとは想像しておらず、未だここ数日の記憶が曖昧です。今日やっと、多少落ち着いたので、覚えている範囲で書こうと思います。

 

つい先日、かかりつけ医に呼吸が苦しそうという理由で診てもらったのです。

その日はレントゲンを撮ることに。

胸の辺りが真っ白で、「これは胸水が溜まってるから、明日半日預かりで抜けそうなら抜きましょう」と。

その日は帰宅し、少し苦しそうなコハルと共に一晩過ごし、翌日再度病院へ。

結果的には、さまざまな処置がうまくいき、先生も驚くほどの胸水が抜けました。

院内でできる胸水の簡易検査では、「良いものではないのは確実」という結果。

この歳で、色々な病気をして、良いものであるはずもないのでそこは特に驚きませんでしたが…。

今の段階で詳しい結果がわかっても、外科的な処置はできないので詳しい検査は断りました。なので、具体的に何の病気(?)なのかはわかりません。多分リンパ腫じゃないかな〜とは言われました。

 

胸水は、抜いている途中から呼吸が楽になっていくことがほとんどらしいのですが、コハルは抜いた後も相変わらず苦しそうだったので予定より長くICUに入れてもらっていたようです。

先生は、それが気がかりだと言っていました。

 

『胸水抜いてもらった!あんなにあったなんて、今は少しは楽になっただろう。ICUにも入れてもらったし。』なんて楽観していたのは束の間でした。

次の日、寝床からのそのそ起きてきて、いつも通りトイレをしました。

お、今日も良いしっこだね!なんて褒めていたのですが

トイレから出ると、口全開で息をしているのです。

一時的なものなの?と一瞬思いました。その状態のままのそのそと寝床に戻ったので、落ち着けば口呼吸しなくなるかな?と。

ところが、少し待っても治りません。治るどころか悪化しています。

慌てて病院に連絡し、すぐ連れてきて!とのことで病院へ。再びICU入りです。

今回、こうなる前に、酸素室レンタルをお願いしていたのですが、このままでは届くまでもたないぞ!ということで、酸素室が自宅に届くまでの間入院させてもらえることになりました。

病院も、酸素室レンタルの会社さんも、急なお願いで無理を聞いてくださって感謝しかありません。

 

そんなことがあって、現在は自宅の酸素室にいます。

中にいる限りはそれなりに呼吸が楽なようで、時折すやすや眠る時間も増えました(この数日、病院のICU以外では眠れていなかったようです)(気づくのが遅くなったのが悔やまれます)

何より、苦しくなさそうでただそれだけが救いです。

水を飲んだり、何かを口にしたり、寝返りを打つと、その後多少呼吸が荒くなりますが、口を開けるほどではありません。

 

しかし、おしっこは意地でもトイレでしたい!という強い意志表示があったので、酸素室から出してみたのですが、たちまち口呼吸になってしまい慌てて戻しました。

「ここにいれば少しは楽」ということが自分でわかっているようです。

結局、今日初めてトイレに行けず、酸素室の中でしてしまいました。

コハルはそれが悔しいのではないかな…と思って私は少し悲しくなりましたが、それどころではないですよね。おトイレ対策を考えねばです。